○
山崎毅海 議長 次に
環境産業委員長の報告を求めます。14番
西村潤也議員。14番。
◎14番(
西村潤也議員) (登壇)御指名によりまして、
環境産業委員会の審査結果について御報告いたします。
結果といたしましては、お手元に御配付いたしております審査結果報告書のとおりであります。
以下審査の概要につきまして簡潔に御報告いたします。
まず議案第102号の
指定管理者の指定の件に関して、本件は、
東大阪市立ウィルチェアスポーツコートについて、
地方自治法第244条の2第6項の規定により
指定管理者を指定するものである。この
ウィルチェアスポーツコートの建設に際して、トイレについては、利用者にだけではなく、公園へ訪れている方へ広く開放してほしいという要望があったが、実際は基本的に施錠されていて、臨機応変に対応するとのことであり、今後本当に市民が使用できているのか検証する必要がある。2月1日に
ウィルチェアスポーツコートが供用開始されるが、ウィルチェアスポーツの認知度はまだ高いとは言えず、利用促進するためにも広く周知を行い、さまざまな工夫をするべきである。また現在は委託料の年額が900万円とのことだが、後々追加の費用などで上乗せされることがないか不安であり、今後も
契約どおり年額900万円で運営してもらう必要があるなどの質疑、指摘がありました。
このほか、
救急情報カードの
取り組み状況、消防局における
人員体制の現状と
条例定数の考え方、救急車が現場から
医療機関への到着時間を短縮する
取り組みの強化、令和2年度
消防防災科学技術賞の受賞内容、飲食店や
宿泊施設へ向けた食品ロス問題への啓発強化、市役所全体として食品ロス問題に取り組むために環境部が全庁的な権限を持つ必要性、不法投棄に対する
監視カメラの有効性と機種や運用方法の精査、まちの
美化推進重点区域の
制定理由と今後の制定へ向けた考え方、適正に管理されていない空き地への苦情に対する
取り組み状況、火災事故の原因にもなる
ガスボンベや
リチウム電池の適切な処理方法の周知、
ごみ収集車の
事故状況と、直営と委託業者で事故件数に差が出ている原因の検証、
コロナ禍における
環境啓発の新しい手法の検討、若い世代への
環境教育を充実させる必要性、
コロナ禍における市内企業への
支援施策の実施状況、東大阪市の姉妹都市に対する現在の認識と今後の関係についての考え方、
東大阪観光宿泊キャンペーンの状況と将来的にも観光客が訪れるための工夫、市内の
エコ農産物の周知と販路の拡大、
都市農業振興基本計画の策定へ向けた
取り組み状況、
不急事業について、見直しや予算のかからない手法を検討する必要性、市内農業におけるさまざまな問題を解決するために、農政課の体制を強化する必要性、
ウエブ商店街の開催や、ITを活用した
買い物代行サービスへの支援、
トップアスリート連携事業における
都市魅力産業スポーツ部と
教育委員会の
連携強化、市役所の
相談窓口まで来る余裕のない
小規模企業へ支援を行うために
アウトリーチを強化する必要性、
結婚支援事業や届け出婚の現在の課題と今後の展開、
魅力発信のために
都市魅力産業スポーツ部が市の魅力の情報をさらに収集する必要性などの質疑、質問、指摘がありました。
以上で
環境産業委員会の
委員長報告を終わります。御清聴ありがとうございました。
○
山崎毅海 議長 次に
建設水道委員長の報告を求めます。9番中原健氏議員。9番。
◎9番(中原健氏議員) (登壇)御指名によりまして、
建設水道委員会の審査結果について御報告いたします。
結果といたしましては、お手元に御配付いたしております審査結果報告書のとおりであります。以下審査の概要につきまして簡潔に御報告いたします。
まず議案第98号令和2年度東大阪市
水道事業会計補正予算第3回について、本案件は、
緊急修繕工事による
工事請負費及び
路面復旧費の
増額補正を行うものである。
工事請負費については、再漏水の防止と鉛管を含む老朽管の解消のため、漏水部分の修理だけではなく、老朽管の取りかえを行っていることにより、
修繕範囲が増加したことにあわせ、工事に使用する材料価格の上昇が補正の要因である。
路面復旧費については、
緊急修繕工事に伴う舗装件数が増加し、老朽管の取りかえを行っていることから、舗装面積が増加したことが補正の要因である。これらの
緊急修繕工事がある中、掘削を伴わない一部の修繕については、業者発注を行わず、職員が直接修繕を行うことにより、修繕費の抑制に努めているものの、今後の水道管の
維持管理については、
上下水道事業長期基本計画に基づく
整備事業において、市内全域の水道管を更新するためには、膨大な時間と費用が必要である。今回の
緊急修繕工事も含め、引き続き
漏水防止対策の強化を取り組んでいただくとともに、市民生活に欠かせない安全で良質な水の供給を維持していくべきである等の質疑並びに指摘がありました。
次に、
浸水被害対策の校庭貯留について、本事業は、学校の校庭に降った雨水を一時的に貯留し、
公共下水道や河川にかかる負担を軽減しながら排出するものである。当初策定していた計画上の29校は、平成29年度にすべて完成しているが、ここ近年の局所的な集中豪雨の発生など、
浸水被害が解消されていないことから、浸水実績に基づき、
貯留事業効果の高い範囲を選定し、令和3年度より新たに3校の
貯留施設の整備を計画している。整備するに当たっては、運動場などに影響がないよう、設計には十分心がけるとともに、3校の完成後も積極的に次期箇所の整備を検討し、
浸水被害の軽減に努めていくべきである等の質問並びに指摘がありました。
このほか、
市民サービス向上を目指した
水道事業包括委託の完全移行、
水道庁舎の
早期整備に向けた今後の
進捗状況、市民の
利便性向上を目指した
水道料金ウエブ口座振替受け付けサービスの導入、計画どおり速やかに進めるべき
加納元町調節池、
布施公園調節池の
寝屋川流域総合治水対策、
中長期財政収支見込みにおける市税収入減少を踏まえた
大阪モノレール南伸事業の中止検討、
地域住民が安心して住み続けたい
まちづくりを目指した
道路照明灯の設置、利便性の向上、地域の活性化を踏まえた瓢箪山駅前バス停の跡地活用、
大阪瓢箪山線早期整備に向けた
人員体制の強化、
地域住民が利用しやすい
デマンド型交通システムの構築、だれもが安心して利用できるよう整備すべき公園の
バリアフリー化、
花園中央公園アクティブガーデンの今後の整備、遅延が生じることなく計画的に進めるべき
大阪モノレール南伸事業、省エネルギーの促進、CO2削減を目指した
市営住宅建てかえ時における
太陽光発電の設置、積極的な対策を講ずべき管理不全な空き家の発生予防と
適正管理、建築の
専門工事に係る経費の十分な検証と
見直し等の質疑、質問並びに指摘がありました。
以上で
建設水道委員会の
委員長報告を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。
○
山崎毅海 議長 次に
総務委員長の報告を求めます。32番
菱田英継議員。32番。
◎32番(
菱田英継議員) (登壇)御指名によりまして、
総務委員会の審査結果について御報告申し上げます。
結果といたしましては、お手元に御配付いたしております審査結果報告書のとおりであります。
以下審査の概要につきまして簡潔に御報告いたします。
まず議案第84号における
任期付職員の給与制度の見直しについて、本件はこれまで
任期付職員の給与は単一の給料額としていましたが、令和2年4月に
パートタイム労働法等が改正され、また総務省から
任期付職員の運用において、給与、昇給等は
常勤職員と同様に実施する考えが示されたため、条例の一部を改正するものである。
条例改正により1年につき4号給ずつ給料月額が上がることから、職員の業務に対するモチベーションアップにもつながり、任期満了後、再度任用された場合には、給料の格付を引き継ぐことにより、経験を積んだ人材確保、そして他市への優秀な職員の流出防止にもつながるため、職員及び市にとって妥当な
条例改正である。常に働いている職員の声や意見を酌み取る努力をし、今後も制度の検証を行っていくべきである等の質疑並びに指摘がありました。
次に、
新型コロナウイルス感染症への対応について、現在第3波として本市においても急速に感染者が増加し続けている。先行きが不透明な状況で、市民の不安がさらにふえ、収入減少による
生活困窮世帯の増加、本市の中小企業が倒産や廃業に追い込まれる可能性が高い状況の中で、国からの
臨時交付金を待っているのでは遅く、
緊急事態の今こそ、現在残高109億円ある
財政調整基金を積極的に取り崩し、市民全体、平等に行き渡る市独自の支援策を打つべきではないのか。
また、
コロナ禍で体制補強が望まれる保健師、
DV専門相談員、
危機管理室職員等を、必要性、緊急性を重視し、早急に確保すべきである等の質問並びに指摘がありました。
そのほか、
郷土博物館及び
埋蔵文化財センターの
指定管理者の非公募による選定理由と
文化複合施設整備事業凍結との関係、
鴻池新田会所の
清掃維持管理の徹底と学芸員の体制、
長瀬斎場整備事業における落札業者の
斎場工事実績と
入札事務手続の検証、
特別定額給付金事業における外国籍の未申請世帯の分析と各部局間での情報共有、
ウルトラプレミアム付商品券事業の今後の
取り組みと
アンケート調査による検証、
新型コロナウイルス東大阪市
危機管理対策本部会議の目的と年末年始の体制、
国土強靱化地域計画における各施策の
進行管理、暗
越奈良街道の
魅力発信の必要性、文化政策ビジョンの展望と社会包摂の考え方、女性管理職の登用と男性職員の育児休業取得への課題、コロナ差別を防ぐための
条例制定の必要性、デジタルトランスフォーメーションの今後の進め方と他市の状況、本庁舎内の防滑工事による改善状況、市職員の障害者雇用率と雇用創出、LINEを活用した施策の検討、マイナンバーカード交付窓口における感染症対策を徹底した庁舎管理、人口減少対策としての定住支援策、環境問題に取り組む職員に対する表彰と職員研修による伝達、ノー残業デーの実施率の把握と人事評価へ反映する必要性などの質疑、質問並びに指摘がありました。
以上で
総務委員会の
委員長報告を終わります。御清聴ありがとうございました。
○
山崎毅海 議長 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
山崎毅海 議長 質疑なしと認めます。よって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
通告がありますので順次発言を許します。
まず17番上原賢作議員に発言を許します。17番。
◆17番(上原賢作議員) (登壇)議長の指名を受けまして、日本共産党東大阪市会議員団を代表して、議案の採決に当たり討論を行います。しばらくの間の御清聴よろしくお願いいたします。
まず議案第91号令和2年度東大阪市
公共用地先行取得事業特別会計補正予算第1回、議案第102号
指定管理者の指定の件、議案第105号
指定管理者の指定の件、議案第108号
地方独立行政法人市立東大阪医療センターに係る第2期中期目標を定める件の4案件に反対し、残る16案件に賛成です。
また、
継続審査事件である2請願第1号
公立保育所4園、鳥居、岩田、御厨、友井、募集停止の延期を求める請願の件、2請願第2号の1、2、
子育て環境の充実を求める請願の件の3件は継続審査に反対し、直ちに採決をし、採択を求めるものです。
以下簡単に理由を述べます。
議案第91号公共用地の先行取得については、モノレール南伸のために大阪府の土地を購入するというものです。私たちはもともと、人口減少と財政難のもとで、不要不急のモノレール南伸は今推進すべきではないとの立場であります。さらに、もともとモノレール南伸事業は大阪府の道路事業の一環であり、本来東大阪市が南伸に関して費用負担はないものとなっていました。先行取得する大阪府の土地の上に、モノレールの基礎や支柱、軌道ができることになり、出発点の議論からすれば、その分の負担を東大阪市がやるべきなのかの疑問が残ります。
議案第102号は、花園中央公園内の
ウィルチェアスポーツコートの指定管理を2つの企業により構成されている東大阪花園活性化マネジメント共同体に指定する案件についてです。私たちはウィルチェアスポーツの推進をすべきという立場でありますが、この議案は、もともとパークPFIのもとでの
指定管理者の指定となっております。パークPFIは、建ぺい率の規制緩和によって、他の自治体では大きな建物が建てられたり、木が伐採され景観が変わってしまうということなど、本来の公園の目的が阻害されること、また市民
サービスよりも事業者の利益が優先されることや、指定管理の期間が20年という長期間にわたる管理運営によって、チェックと評価の仕組みが十分でないなどの問題があることを指摘してきました。よってこの議案には反対です。
議案第105号は、
東大阪市立図書館の
指定管理者を株式会社図書館流通センターに指定することについてですが、そもそも日本図書館協会も住民の生涯学習を保障する教育機関として
教育委員会が直接管理運営すべきであり、
指定管理者制度は図書館になじまないとの見解を持ち、私たちも同様に、司書などの専門職員を安定的に配置し、長期的視点を持って運営するべき図書館に指定管理制度の導入には反対です。しかも図書館の利用に関するビッグデータを
指定管理者が利用していくと、個人情報保護やプライバシーの侵害についても問題が生じる可能性を否定できず、またビッグデータそのものの利用による特別の利益を生じることや、ポイント利用などによって企業利益を生み出すことに図書館が利用される危険性も指摘をしておき、反対いたします。
議案第108号については、東大阪医療センターの第2期中期目標にある
地域医療構想を踏まえた役割を推進する立場が書かれています。この大阪府
地域医療構想では、2025年には医療センターの機能である急性期は、平成26年と比べて病床が8588も過剰とされています。
コロナ禍で特に求められている急性期病床の大幅削減には問題があります。医療センターも入っている全国自治体病院開設者協議会は、もはや
地域医療構想で求めている効率性、経済合理性のみでは
地域医療は守れず、感染症対策からの視点を含めた将来を見据えた地域の医療体制の確保の検討が不可欠と、この11月に国へ要望書を提出しています。
コロナ禍で病院が逼迫しているもとで、
地域医療構想を推進する中期計画には反対です。
2請願第1号
公立保育所4園募集停止の延期を求める請願の件、2請願第2号の1、2、
子育て環境の充実を求める請願の件3件については、市民の切実な願いであり、
公立保育所は保育の実施責任を負う市の責務を果たすものであり、廃止すべきではありません。また、民間
保育施設の拡充にさらに力を入れるべきです。募集停止に係る請願は、既に募集が始まっていて、継続審査にする案件ではなく、直ちに採決すべきです。市民の請願に対する態度を明らかにしないのは、住民の請願権に対する真摯な態度であるとは言えず、市民の声を無視するものです。よって継続審査に付すことは反対いたします。
最後に、全国各地で高齢者施設の入所者、職員の定期的なPCR検査など、
新型コロナウイルス感染症の感染抑止へ独自の
取り組みをする自治体がふえてきています。本市も感染抑止へ本格的に進めるとともに、経済的困難に陥っている市民、製造業、商店の支援、
医療機関、エッセンシャルワーカーの支援等に、ウルトラプレミアム商品券事業の余剰見込みの約8億円を初めとする、年度末に出る不用額や
財政調整基金、不要不急の予算を活用して、直ちに提出してくることを求めて、討論といたします。御清聴ありがとうございました。
○
山崎毅海 議長 次に20番中西進泰議員に発言を許します。20番。
◆20番(中西進泰議員) (登壇)議長の許可が出ましたので、私は議案第89号令和2年度東大阪市
一般会計補正予算第9回中、
新型コロナウイルス感染症対応薬局薬剤師
慰労金交付事業について、賛成の立場ではありますが、意見を付して討論させていただきます。
この事業は、国の4月7日から5月6日までの
緊急事態宣言中に市内の
保険薬局で10日以上勤務した薬剤師に対して、5万円の慰労金を給付するものです。処方せんに基づき調剤する薬局には
医療機関で診察を受けた患者が来られ、病院外の薬剤師も感染の危険にさらされて、緊張感を持って業務についていただいていたことに感謝する趣旨の事業です。私もコロナ感染症がどう推移するか十分わからず、感染への大きな不安がある中で業務に当たっていただいた病院外の
保険薬局の薬剤師の皆さんに感謝するところであり、この議案に反対するものではありません。しかし、賛成するものの、次のような疑問を感じるところです。
第1に、なぜ薬剤師だけなのかということです。
緊急事態宣言中もコロナ感染症の危険にさらされながら、休みたくても休めなかった業種で働く人たちが多くいました。また、感染が拡大していく中で、保育士や学童の指導員、学校の教員などの皆さんは、感染予防への気遣いをしながら子供たちと接しなければならず、保育現場や教育の現場で保育士も教員も疲労の限界に来ているという声も聞きます。もし今回の事業が理事者側の発案でできたものならば、施策の優先順位が違うのではないでしょうか。
第2に、なぜ今なのかということです。
緊急事態宣言のときから半年以上経過していて、時期を失するのではないか。本当に必要な給付であると市が判断するのなら、もっと早い時期に議案を出すべきではないのか。でなければ、特定の団体からの要望や圧力、個人的な情実で事業化されたものだと見られてしまいます。それはいかがなものでしょうか。
第3に、なぜ市の単費で負担する事業なのかということです。国は第2次補正予算で、コロナウイルス感染症患者専用の病院や病棟を設定する重点
医療機関への支援として、患者と接する医療従事者等に慰労金を給付しましたが、病院外の薬剤師は欠落していました。国が対象に含めず、他の市町村もほとんど取り組まれていない
保険薬局の薬剤師に市が単費で給付するには、大きな理由が必要です。病院内の薬剤師が国から慰労金を支給されたので、病院外の薬剤師にも市が給付するというバランス論だけでは根拠が脆弱ではないでしょうか。4期14年目を迎えている野田市政への評価は立場によって異なるでしょう。しかし、私は高く評価している一人です。それは、まず堅実な財政運営です。厳しい財政事情の中、
財政調整基金が元年度決算で171億が積み立てられており、これはなかなかできることではありません。今回のコロナ対策事業についても余裕を持って政策立案できているのではないでしょうか。また、野田市政は、国との連携が強固であり、ラグビー場の整備や治水事業、DMOなど、交付金や補助金の獲得について市政に大きな貢献をしていますし、幅広い人間関係を生かして、医工連携や包括連携を積極的に推進し、各方面に配慮したバランスのとれた施策を実施していると考えています。今回のこの事業は、特定団体を優遇したり配慮したように見え、公平感、平等感に欠ける事業だと感じるのは私だけでしょうか。順風満帆に市政が運営できているときこそ、このような施策は厳に慎むべきではないのか。
コロナ禍のもと、今後さらに倒産、解雇、失業、所得減で苦しむ人が増加することが予測されていますが、限られた予算の中で、コロナ感染症で大きな影響を受けて生活にダメージを受けている人たちに寄り添っていく政策こそ、今私たちに求められているのではないでしょうか。この事業に対する意見をつけ加え、市政のさらなる発展を期して、私の討論といたします。御清聴ありがとうございました。
○
山崎毅海 議長 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
山崎毅海 議長 なしと認めます。これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。
まず一括議題のうち、議案第91号令和2年度東大阪市
公共用地先行取得事業特別会計補正予算第1回、議案第102号
指定管理者の指定の件、議案第105号
指定管理者の指定の件、議案第108号
地方独立行政法人市立東大阪医療センターに係る第2期中期目標を定める件の4案件についてお諮りいたします。採決の方法は起立をもって行います。4案件は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
山崎毅海 議長 起立多数であります。よって4案件は原案のとおり可決することに決しました。
次に、ただいま決定いたしました4案件を除く、議案第80
号東大阪市
延滞金徴収条例等の一部を改正する
条例制定の件以下議案第107号
市道路線廃止の件までの16案件についてお諮りいたします。16案件はいずれも原案のとおり可決することに決して御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
山崎毅海 議長 御異議なしと認めます。よって16案件は原案のとおり可決することに決しました。
なお、ただいま議決いたしました議案第89号令和2年度東大阪市
一般会計補正予算第9回につきましては、さきに決定をいたしました、議案第109号令和2年度東大阪市
一般会計補正予算第10回とのかかわりから、会議規則第43条の規定により、議長において計数整理を行わさせていただきます。
次に2請願第1号
公立保育所4園、鳥居、岩田、御厨、友井、募集停止の延期を求める請願の件以下2請願第2号の2
子育て環境の充実を求める請願の件までの3件についてお諮りいたします。採決の方法は起立をもって行います。2請願第1号及び2請願第2号の2は民生保健常任委員会に、2請願第2号の1は文教常任委員会にそれぞれ付託の上、閉会中の継続審査とすることに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
山崎毅海 議長 起立多数であります。よって2請願第1号及び2請願第2号の2は民生保健常任委員会に、2請願第2号の1は文教常任委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
───────────────────────────────────────────
△日程第2 議案第110号
固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求める件
───────────────────────────────────────────
○
山崎毅海 議長 次に日程第2、議案第110号
固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求める件を議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎野田 市長 (登壇)ただいま議題に供されました議案第110号
固定資産評価審査委員会委員選任の同意を求める件につきましては、本市の固定資産評価審査委員会委員のうち上田猛氏の任期満了に伴い、その後任の委員を選任するもので、後任には引き続き同氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。
以上何とぞよろしく適切なる御決定をいただきますようお願い申し上げます。
○
山崎毅海 議長 本件に対して御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
山崎毅海 議長 なしと認めます。
お諮りいたします。本件はこれに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
山崎毅海 議長 御異議なしと認めます。よって本件はこれに同意することに決しました。
───────────────────────────────────────────
△日程第3 諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求める件
───────────────────────────────────────────
○
山崎毅海 議長 次に日程第3、諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求める件を議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎野田 市長 (登壇)ただいま議題に供されました諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求める件につきましては、本市の
人権擁護委員のうち一部委員の任期途中の退任に伴い、その後任の委員の推薦を行うもので、義川昌代氏が適任と存じますことから推薦するに当たり、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
以上何とぞよろしく御答申いただきますようお願い申し上げます。
○
山崎毅海 議長 本件に対し御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
山崎毅海 議長 なしと認めます。
お諮りいたします。本件はこれに異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
山崎毅海 議長 御異議なしと認めます。よって本件はこれに異議ない旨答申することに決しました。
───────────────────────────────────────────
△日程第4
議会議案第7号不妊治療への保険適用の拡大を求める
意見書決議の件以下2件
───────────────────────────────────────────
○
山崎毅海 議長 次に日程第4、
議会議案第7号不妊治療への保険適用の拡大を求める
意見書決議の件及び
議会議案第8号住まいと暮らしの安心を確保する
居住支援の強化を求める
意見書決議の件の2件を一括して議題といたします。
2件につきましては、既に各位も御承知のとおりその趣旨を議会運営委員会において十分御了解を得ておりますので、議案の朗読並びに説明は省略し、直ちに採決を行います。
お諮りいたします。2件は原案のとおり可決することに決して御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
山崎毅海 議長 御異議なしと認めます。よって2件は原案のとおり可決することに決しました。
以上をもちまして今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
この際私から一言発言をさせていただきます。
議員各位には時節柄何かと御多用にもかかわらず、御熱心に御審議を賜り、本日ここに閉会させていただきますことに対し、議長といたしまして衷心より厚くお礼申し上げます。
ことしは
コロナ禍の影響で、不要不急の外出の自粛やマスクの着用、ソーシャルディスタンスの徹底、在宅勤務など、今までになかった日常を余儀なくされ、皆さんに大変な御苦労をおかけいたしましたが、その一方で、相手への思いやり、人と人とのつながりの大切さ、家族のぬくもりを改めて見直すきっかけになった方も多かったのではないでしょうか。まだまだ気が抜けない状況が続きますが、市民の皆様が安心して暮らせるよう、引き続き強い警戒心を持って議会と行政とが力を合わせ、一丸となってこの
新型コロナウイルス感染症を乗り越えてまいりたいと思います。
皆様におかれましては、年末年始を穏やかにお過ごしいただきますとともに、来年こそ健やかで平和な年となりますことを御祈念を申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。
閉会に当たり市長からごあいさつがあります。市長。